2001年放送の「HERO」を2018年に見るとこんなに面白い

HERO過去ドラマ
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最近、ドラマ「HERO」が再放送されているようですね。
うちのDIGAちゃんのドラマフォルダを見てたらHEROという文字が出てきた「うわっ懐かしい」と思って思わず見始めちゃいました。
今の時点(2018/12/15)ではまだ1話しかやっていませんが、1話みただけで懐かしさと驚きの内容にすっかり魅了され、ついついペンを取ってしまいました。(ペンというか、キーボードというか)

最初のシリーズは2001年に放送してたらしく、17年前なんですね。
私もまだ高校生ですよ。
いつの話ですか、って感じですが。
今なお色褪せない面白さ健在でございました。

「HERO」第1話を見て思ったこと

最初の映像にコンフィデンスマンJPの五十嵐こと小手さんが出てた

ドラマが始まって冒頭、いきなりたまげました。

コンフィデンスマンJPで五十嵐役として一時期話題になった小手伸也さんがレポーター役として出てましたよ!

今は月9のSUITEで蟹江役としても大抜擢されている役者さんです。

この時代から役者さん目指してエキストラやってるって、ちょっと感動的じゃありません!?
17年経って日の目を見たというのはなんだか夢がある気がいたします。

もしかすると小手さん以外にもいっぱいいるのかもしれませんねー

 

阿部寛若っ

出演者の皆さん総じてお若いんですけど。

中でも阿部寛!!!

なんか、お顔がツルッとしてらっしゃる!!
ギラギラしてる感じが隠せてない!!

今ちょうど下町ロケットが放送中なわけですが、HEROの阿部寛では佃製作所の社長はちょっと荷が重そうですね。
十数年の年を重ね、お顔にもいい感じにシワが刻まれた阿部寛だからこそ佃製作所は成り立つし、帝国重工とも戦えるんだなと。

それに比べて、八嶋智人さんや勝村政信さんの変わらなさっぷりったら。
今と全然変わらないじゃないすか。
年をとっても老けたと感じさせない顔ってありますよねー
羨ましい。

 

ヘリコプター出す必要ある!?

容疑者を護送中、マスコミが追いかけてきたという体で突然現れるヘリコプター

無駄に豪華

そこで登場させる必要あります!?www

しかも無駄に素晴らしいカメラワーク!!
豪華さが過ぎる!!!

フジテレビ、これだけお金かけられまーす!!が画面からにじみ出て止まらない!!

テレビ黄金期を感じさせる映像でございました。

ただまぁ、どう考えてもやっぱりヘリコプターは飛ばす必要無かったかな、と。

 

政治家の収賄ごときでもう番組を変更して生放送をお送りすることはない

今やもう、大地震や大災害が起きない限り、番組を変更して緊急特番をお送りするなんてこと無いですよねー。
てか、当時だってそんな、突然番組のスケジュールを変更して生放送やるって事もそんなに無かった気もしますが。

よっぽど凶悪事件とかだと生放送入った記憶ありますが、政治家の汚職ぐらいじゃあもはや朝のニュースだって「またか」みたいな感じですもんね。
政治家の収賄によるガサ入れで特別番組が組まれてしまうのは、むしろ社会が元気な証拠な気がしてきました。

あと、番組のスケジュールを変えてまで生放送するとなるとめちゃくちゃ中の人達大変だろうなーと想像できちゃうので、「あー中の人達頑張れー」とか思っちゃったりもしてね。
私も大人になったもんです。

 

ガサ入れとか、今はあんな大人数で大掛かりな演出しない(できない?)

オフィスへのガサ入れの演出が豪華なこと!!!
あんなに多くのエキストラを使って、あんな大掛かりな演出、昨今全然見ないです!!
(あ、コンフィデンスマンJPの1話の空港は大掛かりでしたね)

さきほどのヘリコプターと一緒で、何事も演出過多な感じが、業界の潤いを感じさせます。

 

事務官への高圧的な態度は今の時代じゃ表現できない

阿部寛さんには八嶋智人さん、勝村政信さんには小日向文世さんが事務官としてついているわけですが、その事務官への態度がまぁひどい!!
八島さんと小日向さんが常に愚痴を言ってるってのがドラマの面白さの一つではあるんですが、今後回を重ねるごとにほんと厳しさを増していきますから。

平気で徹夜仕事させて自分は帰宅しちゃうとか、使いっ走りさせて「それは使わない」とあしらうとか、今や大問題ですよ。

そう考えると時代は良い方向へ向かったんだなーと思いますねー

 

そういえば最近斬新なカメラワークのドラマって無い気がする

HEROを見てて感じるのが「なんかオシャレな事しようとしてる感」と言いますか。
オフィスの様子を上から撮ったり、ただテレビを見てるシーンをあっちからもこっちからも撮って、時計の針の音を重ね、謎が解ける様子を表したり、

なんかオシャレ

踊る大捜査線のときもそうでしたが、なんか今までにないドラマの撮り方でコミカルさを演出してる感じ、大好きです。
最近そういうドラマってありましたっけ?

内容が面白いと話題になるものはあれど、「撮り方」が面白いと思うものってそんなに無い気がしますね。
こういうところが、HEROを今見ても面白いと思えるのかもしれません。

画質は悪いですけどね。
今の技術をもってすればもっとキレイにできそうな気がするんですけど。
低画質のYouTubeをテレビに映してんじゃないんだからさーと若干不満・・・

 

ド派手な事件解決

まだ1話しか見てないので他の回は思い出せないのですが、1話の見どころはなんと言っても最後のサンセットハーバー!!
美鈴さん(大塚寧々)と雨宮さん(松たか子)の電話のシーン、痺れましたー

 

美鈴さん「場所は、サンセットハーバー」(雨宮さん振り向くとSUNSET HARBARの看板どーん)
美鈴さん「船の名前は、セントメリーゴー!」(雨宮さん横むくとSt MARYの看板どーん)

 

ウェーーーイ!!!( ゚∀゚ )

 

みたいな。
このド派手な「久利生さん、実はすごいんだぜ演出」素晴らしかったです。
こういうあけすけな派手さ、大好き。

 

タバコ!!!

事務所内でもバーでもどこでもプカプカ吸い放題。
洋服にタバコの臭いがついっちゃってしょうがなさそうです。
久利生さんのあの茶色いダウン、相当タバコ臭いだろうなぁ・・・

そういえば救命病棟24時も、一番最初のシリーズでは進藤先生(江口洋介)がエンディングの時にタバコ吸ってるシーンがありましたが、今はもう無理でしょうね。

 

社内不倫

芝山さん(阿部寛)と美鈴さんの不倫も堂々としてらっしゃって。
芝山さん、お子さんまでいるのに!

このドラマを見ていた頃は芝山さんと美鈴さんの関係に一切疑問を持ってなかったんですけどね。
そういう関係もアリなんだ、とは今はもうならなさそう。

 

歓迎会を企画したのに誰も来ないとかまじありえない

渋々ながらも久利生さんの歓迎会やるって事になったのに、まさかの出席者一人(しかも雨宮さん)
久利生さんも思わず「俺、嫌われてんのかな」とか言ってましたが、リアルにそんな事あったら、その職場でやっていける気しませんけどね!!!

自分の歓迎会に誰も来ないとか恐ろしすぎる・・・
次の日職場に行けなくなっちゃいますよ・・・

これは時代とか関係なく、いつだって嫌だ!!

 

BARで堂々と仕事の会話

久利生さんと雨宮さんが、BARで事件の事めっちゃ話してましたが、あれ完全に社会人としてNGでしょ!!!
いろんな人に話丸聞こえじゃないすか。
あのマスターが実は裏では闇組織に属していて情報垂れ流してたりしたらどうするんすか!!
しかも検察が持ってる情報なんて完全に社外秘でしょう!!
コンプライアンス!!!

懐かしながらも今でも面白い「HERO」

長々と語ってしまいましたが・・・
昔のドラマって、その時代の流行りや様子を知ることができてほんと面白いですね。

キムタクも、やっぱり若い!!
久利生さん27歳ですって。年下!!!!
もはや今のドラマ、出てくる人だいたい年下!!!!

これが年をとるってことですね。
はいはい。

いつか踊る大捜査線もまた見返したいですねー。