私がTEAM NACSを知ったのは2003年でした。
最初は水曜どうでしょうにハマっていたのですが、大泉洋が劇団に所属しているという事を知り調べてみたら簡単にドツボへ。
水曜どうでしょうそっちのけで、頭の先から爪先までNACSにがっつり浸かってしまいました。
最初は大泉洋だけだったはずが、森崎博之、安田顕、戸次重幸(当時は佐藤重幸)、音尾琢真の5人全員にハマってしまいもう大忙しです。
LETTER~ミハルまでの作品を網羅し、昼夜問わずVHSを見まくった日々!台詞も覚える勢い。
劇中で使われた曲を作品毎にCDに焼いて聞いたりしてました。(昔は既存曲使ってたので)
終いには、昔NACSの舞台に出演していた方々の劇団(イナダ組やSKGなど)まで見に行くという沼っぷり。
大学生だったので時間はたっぷりありましたし、バイトも入れまくって、稼いだお金は全て北海道につぎ込んでました。
2017年現在、あれから14年経ちましたが、いまだにNACS大好きです!!
というわけで、今回はそんなNACSマニアな私が、これからNACSにハマりたいと思っている方々へオススメのDVD・Blu-rayをご紹介したいと思います!
・・・えー、ご紹介したいと思うのですが、その前に・・・
事前にお伝えしておくこととして、私のNACSへのイメージってだいぶ偏ってまして、ちょっと世間の評価とはズレている可能性があります・・・
どちらかと言うと、昔の”え?これ文化祭?”みたいな、未熟なNACSの舞台が好きなので、最近の、誰に見せても恥ずかしくない舞台という作りの作品はなかなか自分の琴線に引っかかり辛いようなのです。
なので、見る人からすると「はぁ?こいつ、舞台のこと何もわかってねぇな」って感想だったりするかもしれません。
「そういう人もいるんだなー」と生暖かく受け取ってもらえると助かります!
あくまで参考程度ってことで!よろしくお願いしまーす!
NACSの舞台を初めて見るという方には「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」
こちらは、2009年に大泉さんが脚本・演出をした舞台です。
NACSの魅力ってこういうことだよね!っていうのがギュッと詰まってて、終始安心して見れる作品だと思います!
ストーリーもキャラクターもネタもNACSっぽい!って感じ。
さすが、大泉さん!NACSをどう見せたら面白いのかってのがわかってるねー!!みたいな。
個人的にはNACSの名札的な舞台と言ってもいいんじゃないかと思っております。(森崎さんすんません!!)
とっても気軽に見れてかつNACSの良さも存分に詰まってるので、初めての方におすすめ。
あ、もちろんストーリーの流れとして締めるとこは締めます。
お話としても面白いですよ~
ちなみに、その後別キャストでテレビドラマ化もしています。
俳優陣、超豪華!!
大学時代からのNACSの流れを感じたいなら「LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜」
LOOSERは、2004年にNACSが初めて北海道以外で演じた舞台です。
大学時代に培ったノリとエンタメ感が反映されてて、そのため、というと語弊があるかもしれませんが、未熟感も満載な作品になっていますw
ちゃんとしたお芝居が見たい、という方にはもしかすると不満がある公演かもしれませんが、NACSってこうやって舞台を作ってきたのか、というのを感じるならばLOOSERがいいんじゃないでしょうか。
新選組のお話なんですが、とにかく衣裳と音楽がカッコいい!!!
NACSって、音楽とのマッチがすごく良くてライブ見てるみたいな高揚感を味わえるんですが、LOOSERはまさにそんな感じです。
水曜どうでしょうネタもあるので、どうでしょう好きな人は更に見やすいかと。
あと、戸次重幸さん(旧:佐藤重幸)が今以上にシゲって感じですw
NACSに縛られず、純粋にお芝居を楽しみたいなら「悪童」
「悪童」を初めて見た時、NACSっぽくない!けど面白い!と思いました。
もともと、この「悪童」の脚本を書かれた古沢良太さんが大好きで。(映画だと『三丁目の夕日』や『エイプリルフールズ』、ドラマだと『リーガルハイ』など)
その人がNACSを書くと知った時は狂喜乱舞した私ですw
面白くないわけない!!
そして、実際面白い!!
NACSを全然知らなくて、舞台好きな知り合いにNACSを勧めるならこの『悪童』をすすめると思います。
ただ、最初にも書いた通り「NACSっぽいか」と言われると、そういう感じはしないんですよね。
シンプルに、面白い舞台、という感じ。
ただ、じゃぁ他の劇団の人がこれをこんなに面白くやれるか、というとそんな事はなく、そこはやはりNACSというキャラクター有りきで魅力的な作品なんじゃないかと思うので、お話ありきでNACSを見たい方は「悪童」が丁度いいような気がいたします。
ちなみに、私が一番好きなのは「LOVER~想い続けたキミへの贈り物~」
DVD化していないので紹介するかどうか迷いましたが、過去にスカパーで放送されたり、北海道で数回上映会していたりと割りと世に出ている作品なのでご紹介させていただきますっ!
2001年公演のLOVERはNACS作品の中でも唯一?の恋愛ものです。(2006年に漫画化もされました。)
NACS5人+客演女性5人(正確には女性4人、女性役の男性1人)で合コンして、それぞれストーリーが進んでいきます。
若者には若者なりの、女性には女性、男性には男性なりの悩みがあり、葛藤しながら進んでいくんですが、最後はスカッと終わります。
NACSっぽいワチャワチャネタも満載で何回見ても飽きない!!
DVD化できないのが本当に勿体無いーーー!!!(多分、版権のある曲を使っているから)
私が思うに、「LOVER」「WAR」「ミハル」の3作品は、今後も有料チャンネルや有料上映会などやる可能性あると思うんです!(ちなみに、この3作品に「FOUR」を加えた4作品が私の中でのNACS黄金期です)
その時は皆様、ぜひ食いついてくださいね!!需要が無いと、供給もされなくなっちゃいますから!
以前この3作品が北海道で上映された時、若干チケット余ってた記憶があり、勿体無い・・・と思ってたので・・・
副音声が最高
最後に、色々とDVDを紹介してきましたが、NACSのDVD・Blu-rayは何と言っても副音声が最高です!ラジオを聞いてる感覚に近いですw
「うーん、そんなに好みじゃないかも・・」という舞台でも、副音声を聞いてるとイメージがガラッと変わったというのもあります。
相当聴き応えのある内容になっているので、作品買ったら絶対に聞いてくださいね!
本編見て、副音声付きで見て、特典映像見て、とてもじゃないけど1日で1作品だって難しいですがw
ぜひ皆様、NACSへの第一歩、踏み出しちゃってくださいー!!