思ってもみない事態に困惑した無職生活3ヶ月目

3ヶ月目に入り、ダラダラ生活にもだいぶ慣れてきました。
ただ、ここへきて思ってもみない変化が私を襲います。
日々、何もないという事がどういうことなのか、初めて知った３ヶ月目でした。

ダラダラ生活に不具合が生じてくる

無職2ヶ月目の終わり頃ぐらいから、何もしない生活にある不具合が発生するようになりました。
それは、
寝付けなくなった
という事です。

生活リズムが崩れたという話は前回の記事でしましたが、崩れに崩れた結果、夜眠れなくなってしまったのです。

朝方ちょっと空が明るくなってきても一向に眠くならず、一応布団に入るのですが、全然寝付けなくて結局2～3時間かけて就寝。
ただ、眠ってしまえばいつも通りの睡眠時間なので夕方頃まで寝続けてしまいます。

仕事をしていた頃は寝付けないなんてことはほぼなく、布団に入って5秒で夢の中へというのび太君みたいな生活をしていたのですが、全然寝付けなくなってしまって、それがストレスに感じるようになりました。

別に生活リズムが崩れるのはいいんです。
なんならこのまま寝る時間を遅くさせて一周させてやろうかとも思ったのですが、流石に予定がある日もあるのでやめておきました。

何が一番辛いって、”寝付けない”という事が苦しいのです。
ベッドに入って、意識があるまま2時間過ごすというのはどうにも苦痛。
本を読んだり眠くなる音楽などを聞いたりもしたのですが、目は冴えるばかり。
不眠症の人の辛さをちょびっと味わった気がします。

というわけで、ダラダラ生活に少し危機感を覚え始めました。

まさかの事態が起きました。
仕事をしていた頃の私の楽しみといえば、土日に家で引きこもってDVDを見たり漫画を読んだりする事でした。
何日間でもやっていられると思っていたので、無職生活の6ヶ月の間はとことんそれらに浸ってやろうと思っていました。

しかし、数週間経った頃です。
「うーん、なんか何もする気が起きないな・・・」って感じになってきました！！！
DVDの棚を目の前にして数十分悩み、結局選べないとか。
Kindleで漫画を探すもどれも読む気になれないとか。

これは私にとって死活問題です！！！
だって、それが生きがいだと思っていたのに！！！

というわけで、気づきました。
普段自分が好きだと思っている事は、制限のある中で楽しめるものだったのだ、という事を・・・orz

平日はみっちり仕事をして、休日に羽根を伸ばす。
このしがらみがあってこそ、趣味が活きるってことだった！！！Σ(ﾟДﾟ)

更に恐ろしいのが、DVDや漫画を読んだりする気にはならないし、じゃあ他に何かしようと思っても何もする気にならず、結局ダラダラお昼のニュース見て1日が終わってしまうという事です。
根っからの家大好き人間なので、やることがなくたって家から出たくはなりません。

習い事したり、散歩に出たり、買い物に行ったり、旅行に行ったり、色々してみようという気になる

なんてことは一切ない！！！( ﾟдﾟ )ｸﾜｯ!!

という事は、もう本当に廃人のようにソファに座ってテレビザッピングして夜が来てパソコン触るしかないんですよ。

無駄な1日ってこういうことかーって経験を何日もしました。
これは貴重な経験です。
DVDを楽しめてる自分てなんて輝いていたんだろう！と思います。

あの頃の輝きを取り戻すためには、やはり日々なにかに熱中して、その合間に趣味に没頭するしか無いのでしょう。

ちなみにゲームとかもやったりしましたが、結局続きませんでした。
刀剣乱舞、1日しかログインしてない・・・

ずっと家の中にいると、外に出るという事が一大イベントのようになります。
久々に髪をセットして、洋服に着替え、アクセサリーをつけ、靴をはく。
特別な日に着ていたお気に入りの服を着ちゃったりなんかして、もはや初デートのような気分になります。（実際は手続きに行くだけとか、友だちと会うとかなんですけど）

前日の夜なんてちょっと緊張しますからね。
ちゃんと起きれるのかなーとか。

だがしかし。
それくらい、たまにしか気を使わないっていうのは

めちゃくちゃ生きやすいです。

たまに人と会って楽しく過ごせるぐらいがちょうどいいのかも。
毎日人と会うっつーのはなかなか大変なことで、そりゃ毎日5秒で寝ちゃうぐらい疲れるわなーと思ったのでした。

さて、そんなダラダラ生活をしていた私ですが、実は9月から突如ハードスケジュールに突入してしまいまして。
そのあたりはまた今後、別内容として書きたいと思います。